キャッシング金利を理解しよう

キャッシングとは、お金を借りることです。
そして、借りたお金は利息をつけて返さなくてはいけません。
ごく当たり前のことですが、意外と意識されていない方が多くいらっしゃいます。

 

金利のことを全く考えずに、自分の銀行口座からお金を引き出す感覚で利用されている方が多くいらっしゃいます。
気が付いたら借入金額が多くなり、返済に困るという方も存在しています。
収入証明書がいらないカードローンを利用する場合には、しっかりと金利のことを理解しておきましょう。

 

そもそも金利とは何でしょうか?
収入証明書がいらないカードローンを提供する会社は、お金を貸す代わりに、手数料を利用者から徴求します。
この手数料が「利息」であり、貸したお金にどれだけの利息をかけるのかを示したものが「金利」です。
会社側は、この利息収入が利益のもととなるわけです。
利用者側からみると、金利(利息)とは借りたお金の使用料であり、サービスの値段を決めるようなものと理解しておくようにしましょう。
金利が低ければ低いほど、お得なサービスであるということです。

 

金利には、様々な表現方法があります。
「年利」「月利」「日歩」などで、それぞれ「1年間に何%」「1ヶ月に何%」「1日に何%」の金利をかけるのかという意味です。
このうち通常のキャッシングでは「年利」が用いられます。
借入金額に対し、「1年間で何%」の利息がかかるのかということです。
ちなみに映画などでよく使われる「トイチ」とは「10日に1割」の金利という意味ですが、もちろんこのような高額の金利は法律で禁止されています。

 

また現在のキャッシングでは「実質年利」というものが用いられます。
「実質年利」とは融資を受ける場合の手数料などをすべて加味した金利であるということです。
借入融資では、「融資事務手数料」などの様々な手数料が必要となることがあります。
この点「実質年利」を用いているキャッシングでは、利用者の負担額がはっきりしています。
ただし、返済時のATM手数料などは別途必要となることが多いようです。
また「実質年利」を用いていないキャッシング商品は、別途多額の手数料を請求されることもありますので注意しましょう。

 

キャッシングの商品案内などの金利表示を見てみると、一定の幅があることに気づくでしょう。
例えば「実質年利4.7%〜18.0%」といった具合です。
この場合、4.7%が最下限金利。18.0%が最上限金利となります。

 

キャッシングの金利は、誰でも一定とは限りません。
利用者によって異なっています。
金利4.7%で借りることができる方もいれば、金利18.0%で借りなければいけない方もいるということです。
適用される金利は、申込完了後の審査で決定されます。
返済できないとまではいかないが、そのリスクが高いと判断される申込者に対しては、金利を高く設定してそのリスクをカバーします。
逆に、返済に問題ない方に対しては低金利を提供し、たくさん借りてもらおうというわけです。

 

また一般的には、借入限度額が大きいほど低金利になる傾向があります。
ただし、高額借入はその分多く返済しなければいけないということですので、注意しましょう。

キャッシング会社の特徴

キャッシングを取り扱っている会社は、非常に多くあります。
どの会社で申込を行えばいいのか、とても悩むところです。
それぞれの会社や商品の特徴をよく理解して、自分に合った最適な先を選ぶことが大切です。

 

キャッシング会社は、大きく分けると「銀行系」「消費者金融系」「信販系」の3つがあります。
まずは、それぞれの特徴について見てみましょう。

 

「銀行系」キャッシングの最大のメリットは、何といっても金利の低さでしょう。
他の系列に比較すると数段階低い金利で借りることができます。
例えば消費者金融系キャッシングの最上限金利は18.0%前後であるのに対して、銀行系キャッシングの最上限金利は15.0%前後の先が多くなっています。
また最下限金利では、2.0%〜4.0%の先も登場しており、非常に低金利で借りることができます。

 

借りることのできる借入限度額も、500万円〜800万円と他の系列に比較して高額になっています。
中には1,000万円単位で借りることができる商品も登場しています。
ある程度まとまったお金を借りることができ、他の融資を整理する「おまとめローン」としても利用することができます。

 

一方、デメリットは、申込時の提出書類の多さ、審査に時間が要する、などがあります。
最近では即日融資対応の銀行も登場していますが、それでも他の系列に比較すると、相対的に時間がかかるようです。
また審査面での厳しさもよく知られているポイントです。
特に既に複数の先から借入を行っている方の審査は、非常に困難なものになるでしょう。

 

「消費者金融系」キャッシングの特徴は、審査時間の短さです。
多様な申込方法から、非常にスピードの早い審査が行われます。
申込を行ったその日に融資を受けることのできる「即日融資」は当たり前、最短で30分程度で審査を完了するスピードは非常に魅力的でしょう。
その他、顧客向けの様々なサービスが充実している点も、大きなメリットです。

 

銀行系キャッシングに比べると、審査基準も緩やかな傾向にあります。
銀行で謝絶された方でも、消費者金融で合格できる可能性があります。

 

一方、金利面では先ほどの最上限金利の比較のように、若干高い水準にあります。
ただし、利息は日割りで計算されますので、借りる金額と期間によっては、支払い負担を最低限に抑えることはできるでしょう。

 

「信販系」キャッシングは、ちょうど「銀行系」と「消費者金融系」の中間的な位置にあります。
金利では「銀行系」よりも低いが「消費者金融系」よりも高い。
審査面では「銀行系」よりも緩やかであるが「消費者金融系」よりも厳しい。
利用する側としては、両者のメリットとデメリットを比較しながら使うことができるのではないでしょうか。

 

信販会社とは、クレジットカードを発行している会社です。
普段のショッピングや公共料金の引き落としなどに利用しているクレジットカードには、通常ショッピング枠の他に、キャッシング枠が設定されています。
このキャッシング枠を提供するのが信販系キャッシングです。

 

申込は、クレジットカード申込と同時に行うことができますので利便性は高いでしょう。
提携ATMの数も多く、ポイントサービスの充実なども大きな魅力です。

 

これらの3種類の会社以外にも、最近では様々な分野の企業がキャッシング業界に参入しています。
それぞれの特徴をよく理解して、自分に最適な先を見つけるようにしたいものです。